
さあ、ロバニエミ2日目です。

まずは、ホテルで朝食。
写真のお皿の左下にあるのが、僕の大好物ニシンです。新鮮さが違いました。
さあ、今日も終日フリーです。まずは、
ゲームアプリの本社があるようで、その公園です。

■フィンランド教育を学ぶ

小学校を見学させてもらいました。
たくさんのお話を聞かせていただきましたが、特徴的だったのが、
・日本の教育に比べて自由度が高い
子供の選択する幅が広いというのでしょうか、「何の教科を頑張るのか」や「その時間や予定組」なども、子供が決める土壌があります。日本のように、上から与えられた指示に従う教育というイメージとはかけ離れていると感じました。
僕も、フィンランド教育のような自由度や選択、子供たちが自ら考える学びを提供したいと考えていますが、それをするにはまず、中学受験や高校受験、大学受験のシステム自体が変わってくれないと難しいと感じます。
いくらきれい事を言っても、
結果、成績順や、暗記で乗り越えられてしまうテストになっていると、それに順応するしか方法がありません。
「思考力、考える力の養成」と謳っても、それは目に見えづらく、時間もかかる(僕の塾では、そこに挑戦していますが)。入試が近づいてきた子供や親からすると、「そんなこと良いから、合格させて」になってしまいます。→時間がある間は、丁寧に、本当の力がつく指導を、しかし、入試が近づいてくると、効率化と結果が求められる指導にならざるをえません。暗記で乗り越えられてしまう、知識偏重型の今の入試制度が変わらない限り、「覚えよう。覚えたらできる」「たくさん問題を解こう。同じような問題が出て、それを解くだけで合格できる」となり、それで合格が勝ち取れてしまいます。今の日本の教育システムがゴールになっているとフィンランド教育を行うのはちょっと難しいと感じました。
・失敗を恐れない。どころか、たくさん失敗して、その解決方法を見つけ出す。
これは大いに賛同する話でしたし、うちの塾でも頑張っています。
しかし、子供自体が(親の多くも)失敗をさせないように、しない様に予防線を張ったり、挑戦しようとしない感じが、今の日本では強く感じられます。そうして、失敗に寛容でない社会で育った子供たちは、「隠して、嘘ついて、逃げよう」とするケースが多いように感じます。
失敗していいのにね。(本番までの間に、たくさん失敗をして修正し、本番では失敗しないようになっているのが良いのにね)
フィンランド教育の話を聞いて、今まで僕がやってきたことは、間違っていないと思いました。
・幸福度が高いフィンランドの影の部分である「鬱が多い」という事実。
こちらは、日照時間に関係があるそうです。
極夜と呼ばれる、白夜の反対(一日中夜のような状態)で、日照時間が短い状態が続くと、人は鬱になりやすいそうです。
僕はよく暗い部屋で勉強している自分の子に、「そんな暗いところで勉強してたら目が悪くなるし、根暗になるで」と言いますが、あながち嘘ではないようです。暗いより明るい方がいい。そして外に出て、運動し、気分転換して挑戦する。そんな子供たちが増えると、日本ももっと活気ある国になるんじゃないのかな。
日本にいると見えなかったものが、海外に来るとよりわかります。
良い部分も、悪い部分も見えやすくなります。めちゃくちゃ勉強になりました。帰国後、僕の塾の教育に活用しよう。

ロバニエミにある教会にやってきました。



小さいですがきれいな教会でした。
近くの公園にやってきました。


立っている場所は湖の上です。
「ここが僕たち夫婦のアナザースカイ!フィンランドです」と言いたくて、写真を撮ってみました。どうでしょうか。すごくいい写真だと思っています。天気もいいし、空の青さと、積もった雪の白さ、青さも素晴らしいと思います。
マクドナルドにやって来たのには訳がありました。
世界で一番北にあるマクドナルド。ロシアのマクドナルドが潰れ、ここが一番北の店。。。という古い情報を信じ、ここまで来て、
「あれ?世界一北にあるマクドナルドだと、それを証明するポスターのようなものがあるんだけど、それがない。。」
おかしいぞということで調べてみると、
ノルウェーのトロムソ店が2024年4月にオープンしたため、今では世界第2位。。。
そうなのね。


ロバニエミ駅を見学に行きましたが、駅前は閑散としていて、全く見どころがありませんでした。
そして、スポーツができる公園を通り過ぎ、

同乗のツアーの方が教えてくださった、
サーモンスープがおいしい!お店に行ってみました。

人気だ。満席で10分程度待たされましたが、その後もひっきりなしにお客さんが入ってきていました。

はい。最終日まで何度かサーモンスープを食べましたが、ここのが一番でした。
美味しかった。

これはサーモンを焼いたものが乗っているレモンのリゾットです。
これもおいしかった。レモンのリゾットも初めて食べた。(サーモンの身の厚さは、サンタクロース村のサーモンが一番)

お店の外観はこんな感じ。
ずっと満席でした。
その後は、お土産物屋さんを巡り、

お土産物屋に置いてある物は、どこも同じような物の場合が多いです。
そこで僕が気になったのが、写真の中央左にある、紙にまかれた、棒がつきささったキャンディー?飴でしょうか。
ええっと。。。。これって紙でペロッと覆われているだけで、中のお菓子がむき出しなんです。
何日も売れなかったら、そのまま店頭で放置でしょうか。
大丈夫なの?寒いから虫とか害獣とか大丈夫なんでしょうか。心配で買えませんでした。
■ロバニエミ市内を流れる川(凍ってる)を見に行きました


↑写真に写っている、妻が立っている場所は川の上です。
湖の上、川の上ともに立つことができました。足跡が、川のこっち側から、対岸まで続いているので、歩いて渡っている人がいるんだと思います。
(体重80kg以上の僕が立つには怖すぎました。。。)
■オーロラチャレンジ
2日目のレヴィの町で、とんでもなく凄いオーロラが観られたため、後の全てのオーロラハンティング(有料)をキャンセルしていましたが、この日は夜の天気も良いみたいですし、ロバニエミの町でも十分オーロラが見えます。オーロラアプリをチェックしながら、最も確率が高い時間帯に観測ポイントへ行ってみました。

出た!すごーーーい。
でも、やはり2日目のオーロラ写真と比較しても、オーロラのはっきり度合いが違うと思います。

肉眼では白い線のような状態です。
そして、僕も妻も、この頃になると、「あれってオーロラじゃない?」と、なんとなくわかるようになってきました。
どんどん突き進むと、人がたくさん集まっている場所がありました。そこが観測ポイントです。

やはり街中だと、明るすぎてオーロラ観測の邪魔になります。
よりはっきりとしたオーロラが観たいのであれば、できるだけ真っ暗な場所での観測を試みてくださいね。
僕のカメラはAPS-C一眼で、レンズもF1.4という夜でも比較的明るく撮れるレンズを使って、何とかこの状態です。iphoneとかだと、さらにもう少しぼやけた薄い感じになります。

おお、こちら側に伸びてきた。

薄いオーロラを写そうと、シャッタースピードが遅くなるので、手振れが大きくなってきました。。。限界だ。
そうこうしている内に、20分程度で、ほとんど薄くしか見えなくなってしまいました。

帰り道で、花火が上がりました。

はあ、寒い。
でも、ロバニエミでもオーロラが観れて良かった。
これで、4日の内、3日オーロラが観えました。よかった、よかった。